ラジコンヘリによる空撮はどこでも簡単に出来ると言うものではありません。
また、限られた時間内での空撮はお受け出来ない場合もございます。
下記の事項を良くお読み頂いてから、ご依頼されますようお願いいたします。

安全な撮影条件

  • 人混みの場所や市街地での空撮は出来ない場合があります。
  • 関係者以外の人の真上を飛行して撮影する事は出来ません。ホバリングも同様です。
  • 地上にいる人物を撮影する場合、一人及び複数であっても最低10~30mは離れないと安全上撮影出来ません。
    例:地上にいる人物を20mの高さから撮影する場合、最低でも20m離れた場所からでないと撮影出来ません。
  • 関係者以外の建物、車両及び土地の真上を通過及びホバリングは出来ません。その場合土地の所有者及び建て主の許可が取れれば可能でしょう。
    (飛行許可、及び撮影許可の取得はクライアント様の方でお願いいたします。)
  • 離着陸には最低でも、直径2mの平坦なスペースが必要です。
  • 空撮可能な水平距離は、マルチヘリコプターの場合は最大100mが目安です(空中停止及び移動しながらの撮影)。
    その場からの垂直高度の場合、気象条件にもよりますが、最大で200mまでの上昇が可能です。
  • 施設の建物等、ピンポイントで撮影する場合は、かなり近づかないと上手く撮影出来ません。
  • 地表の風景を移動しながら撮影する場合の高度及び距離 高度約1~200m、水平距離約1~100m
  • ラジコンヘリによる空撮の場合、風速 3m/s以内 被写体によっては、 3~5m/s前後でも可能場合もあります。
  • 霧雨程度でもレンズが曇るため撮影は出来ません。
  • ラジコンヘリコプター飛行そのもののイベント飛行は行っていませんが、有料の場合はその限りではありません。
  • マンション景観写真や新築住宅の撮影に関しましては、条件が揃わないと撮影出来ません。
    例:ラジコンヘリの撮影フライト空域の真下やその周辺に民家や人がいないなど。

気象条件による映像のクオリティー

  • 風速が毎秒、1m/s以下の場合、撮影したビデオ映像は殆ど揺れる事はありません。5秒~10秒は十分使用可能な映像が撮影できます。
    ただし、複雑なアクションを要求された場合はこの限りではありません。
  • 風速が毎秒、2~3m/sの場合、撮影したビデオ映像は若干揺れるものの十分使用可能な映像が撮影できます。 ただし、複雑なアクションを要求された場合はこの限りではありません。
  • 風速が毎秒、4~5m/sの場合、撮影したビデオ映像に所々大きな揺れが生じます。使用可能な映像は余り期待出来ません。
    ただし、3秒前後ならば使用出来るかも知れません。その際、何度か取り直しをする事により使用可能な映像を提供出来ると思います。
  • 風速が毎秒、5m/sを越えた場合、ヘリ自体の飛行は可能ですが、基本的に撮影したビデオ映像は殆ど使い物にならないかも知れません。
    また複雑なアクションをした場合、撮影中ヘリの墜落にもなりかねません。ホバリング状態を維持しながらヘリを移動させない状態でなら撮影可能な場合があります。
    ただし、その際揺れた映像でも購入して頂ける事が前提となります。なお、この風速で時折突風が吹く条件では撮影目的でのフライトは不可能です。
風速の目安
煙突の煙や吹き流しが真横に向くと、概ね風速毎秒5m/sです。また、広葉樹の葉が裏返り出すと毎秒5m/sを越えています。

何らかのトラブルにより最後まで撮影ができなかった場合

  • 撮影前や撮影中、気象条件により最後まで撮り切れない場合もございます。予めご了承下さい
  • 風速が毎秒、2~3m/sの場合、撮影したビデオ映像は若干揺れるものの十分使用可能な映像が撮影できます。しかし、複雑なアクションを要求された場合はこの限りではありません。
  • 風速が毎秒、4~5m/sの場合、撮影したビデオ映像に所々大きな揺れが生じます。使用可能な映像は余り期待出来ません。しかし、3秒前後ならば使用出来るかも知れません。その際、何度か取り直しをする事により使用可能な映像を提供出来ると思います。
  • 風速が毎秒、5m/sを越えた場合、ヘリ自体の飛行は可能ですが、基本的に撮影したビデオ映像は殆ど使い物にならないかも知れません。また複雑なアクションをした場合、撮影中ヘリの墜落にもなりかねません。ホバリング状態を維持しながらヘリを移動させない状態でなら撮影可能な場合があります。但し、その際揺れた映像でも購入して頂ける事が前提となります。なお、この風速で時折突風が吹く条件では撮影目的でのフライトは不可能です。

撮影中のメカトラブルについて

撮影に使用する機体は撮影専用機材を使用しますが、元になっているヘリコプターは模型用ラジオコントロールヘリコプターです。産業用ラジコンヘリと比べ、コストが節約出来る反面、故障の発生確率は少し高くなっています。

交換部品を用意してもどの箇所が破損するかは予測出来ません。故障の仕方によってはその場で修理出来ない場合があります。その際、映像を最後まで撮りきる保証は致しかねます。予めご了承下さい。